2015年02月26日
「心配」って?
先日、ある職場での話。
私が担当しているSさんは、時々とてもハイテンションになるらしい。
そういう時に、職場の方が、
「何かあったんですか?」「どうしたんですか?」
と聞くと、それには一切答えずに、無言で立ち去るとのこと。
職場の方としては、
「心配して聞いているのに、無視された」
「何かがあったのなら知りたいんだけどな」
と思われるみたいだったので、
私からSさんに話を聞いてみました。
Sさんはそういう時の事を覚えているようだったので、
私が、「どうしたの?とか聞かれたら、どう思うんですか」と聞くと、
「嫌な気持ちになる」とのことでした。
どういうところが嫌なのだろう?
と更に話を聞くと、Sさんが
「心配されると嫌な気持ちになる。
それは、自分はいつもと同じようにしているつもりなのに、
不真面目だとか病気じゃないかのかとか誤解されていると思うからです」
というような話をしてくれました。
その時、「あ!そうか」とぴんときました。
Sさんは、時々職場で不適切な言動をして注意を受けているのですが、
その時にも「どうしたんですか?」「具合が悪いんじゃないの?」
とか言われているようで、
相手の気持ちは状況によって違うけど、
出てきた言葉としては似ているので、
「心配」ということが、彼にとってはいい意味の言葉ではないのだ、ということに気付いたんです。
Sさんは、「どうしたの?」と聞かれたら、責められているような不安でいっぱいになって、
相手にいい印象を与えるための言動を考えるなんて余裕はなく、
とりあえず平静を装ってその場を立ち去ることが精一杯だったんだな~。
そもそも、「心配」というものを、Sさんは私達が一般的に使っている
意味合いとは、違う意味で理解しているのかもしれない。
とすると、こういういろんな状況から考える必要のあることは、
彼にとったら「?」な状況ばかりだろうなと思う。
「あなたに向かって言われる言葉は、不安にならなくていいものもたくさんあるんだよ」
と伝えることも、大事なんだな、と思う出来事でした。
そして、こういう彼の特性を、職場の人に伝えることも、また難しい~

Posted by サポート隊 at 13:32│Comments(0)
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