2011年11月29日
地域生活
先日、ある相談窓口に相談に行きました。
知的障害のあるDさんは、短時間就労をしているんですが、
帰宅後の活動の充実を図るために、どのようなサービスが受けられるか、
という相談をすることが目的でした。
Dさんが住む地域は、娯楽施設や公共交通機関が充実していません。
この辺りでは、移動は自家用車が多いですし、隣の市に行けば、
遊ぶ場所もそれなりにあるので、
自宅近辺で、本人が気軽に行ける場所、と考えると、あまりないのが現状なのです。
相談窓口や、市の職員の方や、保護者様も一緒に
「この辺りの障害のある方は、いったいどこに行ってるんですかね・・???」
という話をしてたんですが、たいていは隣の市まで行かれるのかな?
ということでした。
でも、一人では外出が困難な方ももちろんいらっしゃるだろうし、
行動援護のサービスを利用したって、隣の市まで公共交通機関を使って遊びに行こう
と考えると、月に何回行けるだろうか?と考えます。
障害のある方が、気軽に立ち寄れる場所が、地域にいくつかあるのが理想なんでしょうけど、
需要と供給のバランスもあるだろうし、現状難しいんでしょうね。
ちなみに、通勤や通学をサポートしてくれるサービスも、
必要としている人は多いのに、それに見合う供給量には限りがあるし、
それもまたサポートが難しいのだとか。
そうすると、保護者が職場まで送迎している方の場合、送迎する保護者が体調不良などで送迎できなくなれば、
本人の仕事自体には何も問題はなくとも、就職を続けることが困難になってしまうんですよね。
100%ニーズを満たすことは無理だったとしても、
もう少し障害のある方が地域に出て行ける環境が整うことを期待します
2011年11月24日
移行すること
今月に入り、利用者Sさんが就職をしました。
Sさんは、自閉症であり、知的にも重度ですが、
就労経験があり、いくつかの職場で実習も繰り返してきました。
その訓練の日々の中で、
「移行する」ということにも慣れてこられたようでした。
一般に、変化に対応するのが苦手と言われることの多い自閉症ですが、
いろいろな「移行」を経験することで、移行をするための段取りが習慣化していくんだと思います。
(もちろん、移行の手続きがいつも一貫していてこその習慣なのでしょうけど)
Sさんの場合、明日から職場が変わります。
ということを伝えた時は、
「あ、そうなの?」
という感じで、事業所内で使っていた道具や手順書を支援者に返却してこられたりしてました

変わることは支援者もドキドキで、本人も不安だったりもするでしょうけど、
やはり人生に変化はつきものだし、
障害のある人が、
変化ってこんなもんか~と心づもりできて、やってみよう!
と思えるような支援をしていけたらいいなと思いました

2011年11月02日
障害者就職面接会
毎年この時期恒例で、障害者雇用を検討されている企業の方と、
就職を目指している障害者の方の出会いの場でもあります。
私たちの事業所からも、数名の利用者さんが参加されました。
その日はみんなスーツで来所。
ある利用者さんに、
「スーツ、かっこいいですね」
と言うと、照れたような様子で
「ありがとうございます。就職面接会ですからね」
とのこと。
皆、それぞれ気合いが入っていたようでした。
事前に、面接会のために練習や情報提供を行って臨みました。
今年もいろいろな企業の方が参加されていました。
ここからまた何かが始まればいいな、と思いながら企業ブースを利用者さんと一緒にまわりました。
結果はどうかわかりませんが、
利用者さんたちにとってはいい経験になったようでした。